とある男の生きる道
自分の成長につなげるためのブログ。アフィリエイトやSEO、後は格ゲーについて書きます
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【突撃!となりのプロゲーマーⅱ】読んでみて、一個人の感想
今日12月17日、くつきかずや先生の"突撃!となりのプロゲーマーⅱ"が発売されたので購入
【突撃!となりのプロゲーマー】前巻の感想はこちら
プロゲーマーに焦点をあてたエッセイ漫画、とでも言えるのでしょうか
格ゲー本、ウメ本3冊に漫画4冊、ときど本持ちの自分が買わないわけがなかった
中でも感想を書くほどのとなりのプロゲーマー。自分が感化されたのは、作者であるくつき先生の"熱意"です
前回の感想では取材の姿勢、取り組み方と言っていますが、違いますね。ご本人の熱意の賜物であり、感化されたのはここだな、と思います
なんと、2本立てです。この記事では、"格ゲー勢である"私個人の感想や思い出話を中心に書いています
もう1本は、格ゲーやプロゲーマーを知らない、だけど何かしらのきっかけでとなりのプロゲーマーを知る機会があった人に向けて、という予定
では始めます。相変わらず敬称略。たまに敬称付いてますが気分です。ご容赦下さい!
ーーーーーここからはネタバレですーーーーー
まずは前巻のあらすじ、ダイジェストから。格ゲー勢なら1巻は持っていなくても十分わかると思うんで、ここがわかりにくい、ということはなかったです
始まりは最近とうとうご結婚されたももち・チョコのプロゲーマー組からスタート
前巻でもなぜももちはおらんのか!と感想そっちのけで言うほどのももち信者の私からすると、垂涎モノ
お互いがどうして格ゲーにのめり込んだのか、どうして2人でプロになったのかという流れから取材に入り、プロについて、現状の活動・考えを話したりするのですが、このももちがカッコいいんですよ
ゲームは未だに軽視されていて、プロゲーマーに関しても不鮮明な部分も多くて、理解されないことの方が多い中
周りじゃなくて自分、自分に芯が通っていればブレることはないという断固とした考えを持ち、話すももちのカットが素晴らしいです
最初のシーンはここまで。表紙を見てある程度わかると思いますが、まだまだももチョコ話は続きます。ページ順に行くので次に
次に、カプコンの綾野氏、杉山氏が登場してのメーカーから見た格闘ゲームとプロゲーマーについてのお話。他の話と比べると短いです
そしてプロゲーマーふ~どの話、他のプロゲーマーとの対比にもなって面白い
ウメハラ、ももち、ときど、ボンちゃんを筆頭にして"格ゲーにストイックで、他ゲーはあんまり"な面々が多い中(マゴさんは結構他のゲームもやる)
ただ突き詰めていくこと、勝ちに行くことじゃなくて、ゲームを楽しむことを前提にしたプロはふ~どとsakoさんの2人だけだと思ってて、普通は楽しいだけじゃ勝てない中、楽しみつつも腕前は超一流
スト4シリーズ、バーチャファイターはもちろん。ガンスリの全国大会2回優勝なんて、ふ~ど以外できないんですよね
そういった意味では他のプロとは違いがありオンリーワンでもあって、プロゲーマーが1つの形だけじゃないことが分かります
プロになる・なりたい!のではなく、ゲームが好きすぎてプロという立場に結果として収まったのがふ~どというプロゲーマー
実際に着眼点や発想力が抜群に高くて、スト鉄での>>ファイナルターンパンチ事件>>35:42秒からを生み出したのもふ~ど。これ今見ても面白いw
次はレッドブル組手の大会話。ボンちゃんがレッドブルからスポンサーを受けるきっかけにもなった大会
フランスまで格ゲーの取材に行く先生マジやばくね?w熱意ありすぎて漫画中ウメハラもちょっと引くくらいw
2015年にカプコンカップのためのカプコンプロツアーが発表されて規模がデカくなり続ける中、全く関係ない状態で開かれた大会だったんで、見る時はちょっとテンション低かった覚えがあります
そんなローテンションをふっ飛ばすくらいに、何もかも凝ってた大会だったんですよね。会場を始めとして選手の見せ方やトーナメントの組み方、配信する前のプレイヤーのデモだったり
一番ツボだったのが、シンガポールのシェンが入場する際に流れた残酷な天使のテーゼと、"碇シェンジ"というコメント
ただでさえわけわからん選曲に、碇シェンジはちょっと耐え切れませんでしたw
そんなカプコンプロツアーとは無関係の大会で優勝したボンちゃんが、今やレッドブルアスリートとしてプロ活動しているわけだから、無駄になることなんて無いんだなぁとひしひし思いましたね
ここでももチョコ話が挟まって、先生がももチョコ宅まで行きゲームを教えてもらおう!となるんですが、いつも通り2人で軽い痴話喧嘩して終わり
最近はかなり少なくなりましたが、簡単な痴話喧嘩は日常茶飯事。コメントで「まーたやってる」が延々流れることもザラ
何故か2人でただジャンケンをやってる配信もあるほどなんだから、この光景は不思議ではない( *`ω´)
次に、鉄拳のユウ・ノビの2人のプロゲーマーの話
自分は鉄拳はあまり縁がなくて、この2人も知ってる程度だったんですが、いい話でした
害虫じゃねーか!と言われるほどDQNだった頃(自分でクズでしたねと言う)ノビとノビが鉄拳を始めた頃からバリバリの有名プレイヤーだったユウ
出会いの話から強くなる過程と、EVO2015の2人が交わした話などなど
とにかくユウさんがすげーいい兄貴という印象。ルーザーズに落ちたノビに対して、もっと楽しめよ、とポンと言ったり、絶望的な負け方した後にこれでまた強くなれるな、と言ったり。めっちゃいい兄貴やん!!
そんなこんなでマスターカップの打ち合わせのあるまさかり仁氏と無理矢理?バンナムについていった先生
原田Pが登場。マスターカップの打ち合わせに茶々を入れつつもプロゲーマーについて聞かれるときっちりと答える好漢。それが原田P
先日あった鉄拳20周年記念大会もかなり盛り上がってたし、近年の格ゲーはメーカーからの大会への支援がほんとに厚いと思う
カプコンのプロツアー然り、アークの自社大会然り、鉄拳も当然
メーカーとプロは肩を抱き合うことはできなくても、プレイする私たち一般の人間に対して、つなぎ目としての活動を支援してくれれば、一番いい形になりそうだと思います
ちなみに私は鉄拳は3をPSでやったのが初めて、実践で使うようなものじゃない10連コンボでボコボコに舐めプされてから
こんなゲームやるかハゲ!!!とブチギレてから全く触らずw
鉄拳TT2のときに後輩が持っていたので久々に触ったんですが、スト勢からすると取っ付きにくさが目についたんですよね。面白かったけど
鉄拳7で豪鬼が加わるみたいだし、自分で買って触ってみるのもありかな、と思いました(小並感)
で、我らがMAGOSANのお話。ちなみに2巻連続でソロ特集されてるのはマゴさんだけという優遇っぷり(1巻のふ~どは板ザンとセットのため)
ももち!ももち!と意気込んでた私は、この話は意外とくるものがありました
フェイロンからヤンに変え、優勝から遠ざかっている現状への苦悩から始まり
勝てないことに対して、天使と悪魔が交差する
お前どんだけ負けんだよ!フェイロンに戻せ!と悪魔に言われ
大丈夫!まだまだこれからだよ^^頑張ろう!と天使に囁かれる中も結果が残せず
天使に お 前 や ば な い ? と言われる始末wここ面白かった
レッドブル組手で出てきたネモさんが、ヤン向いてないんじゃない?というためだけに登場。さすがヒール役
実際に、ヤンに変えてからhypespottingで優勝するまで、そこそこの成績は残してたんだけど
あまりにセンセーショナルな負け方やヒヨリ方をしてしまうため
マゴ=弱いの図は確かにできてしまっていたと思う。この苦悩する場面って、プロらしからぬとも言えるけど、悪い意味じゃなくてマゴらしい気がする。人間っぽいというか
ウメハラは確かに伝説であって、プロゲーマーとして素晴らしい功績を残しているし
ときどは東大卒の肩書に書籍も持ち、同様にプロゲーマーとして功績がある
ではマゴは?と言われると、同じような功績は確かにないかもしれない
だけど、見ている人間が応援したくなる、勝ったら嬉しいと思わせる魅力がある
ふ~どの時にも言ったけど、プロゲーマーという形は1つじゃなく
ウメハラ、ときど、ももち、ふ~ど、そしてマゴ。全員が全員違う個性を持っていても、プロとして結果を争いつつ、格ゲーの普及していく姿勢は同じ
プロ全員ウメハラばかりになると、それはそれで面白味にかけると思うから、マゴさんのような親しみやすいプロがいることはいいことだと私は思う
GODS#2の時のような無敵のマゴさんも見たいけど、コツコツと少しずつ強くなっていく様を見るのも親しみやすくていい。人情派プロ。それがマゴさんだ(と勝手に言っているだけ)
そして次に先生がsakoさんの奥さんのakikiさんと一緒に、トパンガチャリティーに出たときのお話
akikiさんが出ていたのは知ってたけど、先生がここにいるって知らなんだw
アルカプでも有名なたいつ先生が頑張ってた印象がある。そして動画を見返したら、リュウ使いの女性がそこに・・・あれ?先生女性!?となってたかもしれないけど、もう知ってたから個人的に驚きはなかった。先生・・・漫画の中のプリン野郎、おもいっきりtkb出てますょ・・・
という冗談はさておき、チョコさんやakikiさん、先生も含めて、弱いときでも普通に大会に出れるんですよね、格ゲーは。通常のスポーツ・競技なら記念参加するだけでも戸惑うところでも、格ゲーならワイワイしながら大会も出れるのはホントにいいことです
・・・私自身は大会に出たことはありません。いや、コミュ障なんで。あとみっともない姿を晒したくない、というのもありますが、これは杞憂だと頭では理解しています
思っている以上に格ゲー界隈って暖かいんですよね。一部を除いて
先生がチャリティーに出たことは、そんな当たり前のことを再認識させてくれる一幕
スト5が出たらMixupNightに出てみようかな、とは考えています。考えています・・・(ガタガタ
チャリティーの動画を見返していると、先生のリュウが出たところで"くつきだ"っていうコメントがあってそこは驚きました。ホント知ってるやつは知ってるんだなー、と
さて最後はカプコンカップ2014のファイナルのお話
かずのこが優勝して間もない2015のカプコンカップから一年前
第2回となったカプコンカップで、1回目と比べて倍の16人、優勝賞金も膨れ上がり格ゲー夏の風物詩と言えばEVO、年度の締めくくりはカプコンカップという図式もできつつある中行われた大会
1巻が出た時はちょうどカプコンカップ2014が終わったばかりで、熱も冷めやらぬ中記事を書いた記憶があります
ももちというプレイヤー【優勝記念】
で書いたんですが、元々技術は人一倍優れていて、それでも勝ち切れない
強豪だけど対抗、大穴止まりだった頃、ももちは常にメンタル面を克服していくことを念頭に置いていました
今年は、今年こそは・・・!と本人も強い意思があった中での優勝だったと思います
私はONGODS#2でウメハラ対ももちの対戦を見て、ももちというプレイヤーのファンになりました
結果は確か10対5で負けてしまいましたが、あまりに綺麗な道着戦を見てこんなプレイヤーになりたい!と思ったことを今でも覚えています
この大会では、1回戦スネークアイズに勝ち、2回戦でライアンハートのリュウに負けルーザーズに落ち、ボンちゃんを叩き同じくルーザーズに落ちてきたライアンと再戦となりました
おそらく見た人も多いあの逆転劇です。ドットまで減らされたところから、最後の大昇竜暴れが当たり、前中K、投げと決まっていく中、画面端に追い詰めてのめくり竜巻、中足波動セビキャン、紅蓮。私はここで泣きました。いい大人なんですけどね
ここからインフィル、ルフィ、シェン(ウィナーズ)とEVO優勝者のボスラッシュを全て跳ね除けて優勝します
本の中ではももちの心情を映しつつも優勝後、これで終わりじゃないこと、また次があること、俺を倒しに来い!という背中で終わります
これだけでも買った価値あったなぁ・・・と思います。今年のカプコンカップも楽しかったですが、去年の感動はやり唯一無二でしたね
そしてあとがきが入り、シャドルーショウダウンへの取材も敢行していたが、ページが足りなかったという無念さを滲ませていました。いや熱意ありすぎw
近年のことに触れつつ、とにかくゲーセン行きたい、ゲームしたいばっかりでした。熱意ありすぎでしょw
そのあとがきの更に後、ゲームセンタースカイの閉店のお話が最後でした
今はクレープ屋になっているそうですが、名古屋といえばスカイという話はよく聞いていました
内容を見ていると、数多くの人間がスカイを愛していたこと。ツイッター上でもスカイ閉店時にかなりの悲鳴が上がっていたのも知っています
ももチョコ・マゴ・板ザンなど関東住みのプレイヤーもこぞって閉店前に駆けつけて対戦したそうです
スカイの店長さんの人柄やスカイという店に対する愛情、この2つがあってもゲーセンは閉店していくという事情が現状よく示しているなぁと思います
私自身はゲーセンとは馴染みない人間。スト4に触れたのも初代スパ4からで
スト4のときに、1人でCOM戦をしてると狩られた記憶しかありません。よく狩られるな私w
スパ4でそこそこ強くなっても、コミュニティの形成のためにゲーセンに赴いたことはなかったです
私のような人間も珍しくはないからこそ、ゲーセンの経営も難しいんだと思います
無料で家ゲーするか、外に出向いてお金を払ってゲームをするか
難しい問題ですよね。私には答えはわかりませんが、人それぞれゲームが楽しければいいんじゃないかなーと思います。投げやりだなぁw
とまぁこんな感じでした。ほとんど思い出話ばかりになったw
モトグロスというサイトでも漫画は見れるから、買うか悩んでる格ゲーマーはまずそっちを見ろ!
先生にカプコンカップ取材お疲れのメッセージと、3巻期待しています!と伝えたところ、快くお返事を下さいました
2巻発売前に3巻ってだいぶ失礼なやつだな、ということはさておき
3巻は2015年カプコンプロツアー編でまとめると面白そうだけど、一般の人が手にしにくくなりそう
海外勢の特集も見てみたいけど、やっぱり一般の人が手にしにくそうで難しい
今ここで答えは出ないでしょう。格ゲーマー、動画勢の方々なら私と同じように
「このときこうだったなぁー」
なんて思い出しながら読むことができるのではないでしょうか
絵も1巻よりも良くなっていたので、1巻をもっていなくても見やすいと思います
先生、3巻期待していますよ・・・!
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