忍者ブログ

とある男の生きる道

自分の成長につなげるためのブログ。アフィリエイトやSEO、後は格ゲーについて書きます

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

華麗なる三笠洋一郎の軌跡 ~東京中央銀行副頭取の進撃~



※この記事にはドラマ「半沢直樹」及び「ロスジェネの逆襲」のネタバレが含みます

第1話の最後、半沢について話をする三笠副頭取?らしき人物(写真真ん中)

ロスジェネの逆襲の大ボスとして登場する東京中央銀行の副頭取、三笠洋一郎。奇しくも「オレたち花のバブル組」での伊勢志摩ホテルの件で、大ボスとして登場する大和田常務よりも上の立場の超重要人物、のはず、だった

前作の大ボス、大和田

大和田常務と言えば、ドラマでの大立ち回りが話題になり、半沢や伊勢志摩ホテルの湯浅社長、更に中野渡頭取までも追い詰めた、まさしく大ボスの名に恥じない存在でした
最後まで足掻き続け、本人までもが懲戒処分を受けてもおかしくないと言うほどのことをしでかしたにも関わらず、取締役への降格のみで済ませた。中野渡頭取が旧S派(産業中央銀行出身者)の急先鋒である大和田を処分すれば、S派の不満を買う可能性が高いことから、S派を吸収するためにも済ませた処分だという話が濃厚である
ドラマを見た方なら驚かれたと思いますが、逆に半沢をセントラル証券に出向させる理由を作ったのは大和田派だと言われている。結局大和田常務を打ち破った半沢も痛み分けという形で出向することになり、ロスジェネの逆襲に続きます

あまりにもお粗末な言動・行動を繰り返す大ボス

ロスジェネの逆襲で最終的に半沢の前に立ったのは、証券部門の三笠でした。私は1部と2部の原作を読んでいないので、もしかしたら三笠副頭取が出てきているかもしれませんが、ロスジェネでは相関図で半沢に対して一方的に「憎しみ」とだけ書かれており、何故憎んでいるのかも不明。一方的な感情であることが明らかなんですが

前述の通り、大和田と半沢は、お互いにダブルノックアウトし、東京中央銀行本社から退場していきます。半沢は土下座させられ、近藤を揺さぶられタミヤの証言を握りつぶされ、挙句出向の空気を作られたりと、攻撃した分自分も倍返しさせられています
ですが、ロスジェネに関しては、半沢は全くと言っていいほど不意を突かれません。伊佐山、三笠ともに打つ手打つ手が全てお粗末すぎて、半沢に対して全く効果がなかったからです。それでは三笠副頭取のロスジェネでの行動を、名台詞と共に振り返ってみましょう

①今回の全責任は私が持ちます!
少し内容は違うが、中野渡に対して三笠副頭取の言葉。セントラル・スパイラル合併騒動時に、伊佐山に任せている案件を自ら責任を持って結果を出すというありがたいお言葉。もちろん失敗した際にブーメランになるのは言わずもがな。銀行印なら成功したら私の結果、失敗したら部下の責任。よく副頭取になれたなと思うセリフその1

②我々も容赦はしません。失敗しても言い訳は聞きません
直接、東京セントラルに圧力を掛けに行った三笠副頭取の一言。圧力を掛けに行ったにも関わらず半沢に軽々論破され、結局直接対決することに。結局ご本人が登場した意味は全く無かった

③(番外編)あいつはもうダメだ
実際には諸田が三木を利用して半沢に伝えた警告(笑)
憤慨していたのは森山だけで、半沢は位にも介さなかった。三笠副頭取からすると風評被害だが①の通りから責任は副頭取が持っています

④本件は完全に君たちの過失です
取締役会で、銀行にとって最も許してはいけない粉飾を見破れず、半沢に完全敗北した証券部門。取締役会後、三笠副頭取が伊佐山に向かって言い放ったありがたい一言。①を完全に無視している辺りさすが副頭取(笑)と言わざるを得ない

⑤電脳の再建には、半沢くん以外いません
完全敗北した三笠副頭取、もはや銀行内での信頼は失墜。さて、今後同処遇されるか?という状況にも関わらず、中野渡頭取を料亭まで呼び出し、進言した一言。社会の論理を盾にして、ただでは死ぬものかと言わんばかりに半沢を追い落とそうとする・・・
・・・も、そんな理論が中野渡に通じるわけがなく、社会人として人として、完全な正論により論破される。大和田のように降格とはいかず、あえなく伊佐山とともに電脳へ出向することになった



前回の伊勢志摩ホテルの件も、今回の買収騒動に関しても、金額の違いはあれど半沢に叩きのめされたのは大和田も三笠も同じ。だが、中野渡からの処遇が全く違った

Case.1 大和田の場合
上記でも簡単に説明しているが、大和田は伊勢志摩ホテル120億損失の黒幕であり、頭取を引き釣り下ろそうする。更には不正融資にも関与していることを、取締役会で全てバラされ、懲戒処分でもおかしくないであろうにも関わらず、処分は取締役への降格のみ。理由はおおよそが上記の通り
「バンカーとしての君の手腕を評価している」という中野渡の言葉は、半分は本当だろうなと思う

Case.2 三笠の場合
彼の場合は、①の通り責任を全て被る責任の発言が全て・・・のように見える。が、大和田は120億の結果をワザと見逃していたのが、三笠は粉飾は見破れておらず、半沢が伊佐山への面談の求めを知らなかったなど、かなり穴のある立ち回りばかり。結果、至上稀に見る逆転劇を繰り広げられ出向する羽目に

ポイントなのは、事件の重大さが"大和田>>三笠"にも関わらず、処分の重さが"大和田<<三笠"な点
(事件の重大さというのは損失よりも、頭取に対しての行為であったり、自ら不正していたりという点をみて、大和田の方が重大さを大きいとしています)

結局のところ、役職は三笠の方が上だった
大和田は半沢と刺し違えた。三笠は半沢の前にもたどり着けなかった
役者としては何もかも大和田の方が上だった
PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

無題

②我々も容赦はしません。失敗しても言い訳は聞きません

失敗した後の頭取との食事会の際、伊佐山の言い訳を見事に追認してましたね。
まあ追認しなかったとしても①から、三笠自身の発言になるのでしょうけれど。
  • NONAME さん |
  • 2014/05/01 (02:01) |
  • Edit |
  • 返信

スポンサードリンク

バーコード

ブログ内検索

Copyright ©  -- とある男の生きる道 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]