とある男の生きる道
自分の成長につなげるためのブログ。アフィリエイトやSEO、後は格ゲーについて書きます
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【Capcomcup2015(カプコンカップ2015)】出場を期待するプレイヤー その1 ウメハラ、infiltration、ももち【ウル4】
2015年2月18日、カプコンカップ2015に関するアナウンスが行われました
賞金総額25万ドル、プロツアー認定トーナメントのボーナスが50万ドルと
プレミアに相応しい環境が整えられました
2014年に行われたカプコンカップは総勢16名、総額5万ドルの大会で日本のプロ格ゲーマー『ももち』が優勝
2015年大会は総勢32名、ももちがディフェンディングチャンピオンとして参加が確定
残りの31枠を16の参加権を掛けたプレミア大会に、15のポイント枠を争うランキングポイントを掛けた大会により争われることになります
昨年の16名から倍増した32名・・・
賞金額が5倍になり、その他の大会も例年の大会以上の額になることからも
かなり熾烈な争いになることが、誰の目から見ても明らか
日本、海外関係なく、カプコンカップ2015に出場が期待できるプレイヤーを挙げてみましょう
長くなりそうなので、一応シリーズ化してみてもいいかもしれません
(誰が期待してんだよ、というツッコミは不要w)
ではいってみましょう!
プレイヤーNO.1 ウメハラ
1998年、ZERO3世界大会から17年
未だに格ゲー界の顔として頂点にいるウメハラ
もちろんカプコンカップ2015に照準を合わせているだろうことは明白
近年は長期戦に強く、短期戦に脆いという状況も見られ、本人がどう乗り越えていくかがここ一年の課題
実際に、たらればでしかないが、TOPANGAリーグ4期での上位リーグでのももち戦
最初の2本、3本を取ったのはももちだった。3連敗後、3連勝からもつれて8-6
同じリーグでのsako戦も2本先に取ったのはsakoだった
もちろんこの検証はあまり意味がありません。長期戦は長期戦の流れ方がありますからね
全勝優勝だったリーグ戦でも、短期戦として振り分けた場合、"負け"になることもあるわけです
短期戦は読み合いによっては運になることもあるから、必戦必勝とはいきませんが、『ウメハラ』というプレイヤーにはそれすらも要求されているのが、今の格ゲー界でもあります
注目すべきはEVOを含む、短期戦による、相手キャラが直前まで分からない大会
今年も去年と同様に、アジアファイナルズの長期戦での出場となった場合は、安易な選択になりかねません
プレイヤーNO.2 Infiltration
2012年。EVO、ストリートファイター25周年大会の2大大会を含む様々な大会で優勝、もしくは準優勝の成績を上げ続け、強すぎることから一時期ヒール扱いもされていたインフィルトレーション
しかし、EVOでハカン使用からのPRbalrogを撃破、他キャラを使用し場を盛り上げるなど、最近は強い上に試合も面白いプレイヤーとして認知されている
2013年以降も多大な戦績を上げ続け、今年もカプコンカップに向けて、豪鬼のみならず多キャラ使いとして出場はほぼ間違いないと言える
しかし、多キャラ使いとして少々弊害が出ており、昨年のカプコンカップにおいてxianの元との対戦時、"豪鬼"による"元"戦を忘れている、という指摘をプロ格ゲーマー『ときど』がしていた
対戦相手によってピンポイントにキャラを変えるということも、戦略としては正しいのですが、目に見えないところで隙を作りかねない点からも、メリットを活かしデメリットを潰し続けるかに注目したい
2015年に入ってからは幸先良くSonic Boom 2015にてディカープリを使用し優勝
"いつ出場権を獲得するのか?"に注目するプレイヤーも多いだろう
プレイヤーNO.3 ももち
※出場期待ではなく、確定枠。今年に対しての期待と不安も込めて、で
「2014年はももちの年だった」
TOPANGA TVでゲストとして来たウメハラが言った言葉だが、おそらく、かなりの人がそう見ていたことは間違いなかった
SEAM2014にて久々の海外大会優勝、初めてEVOでファイナリスト入り、TOPANGAリーグ4期で惜しくも2位、そしてカプコンカップ2014優勝
例年に比べて大きな大会で結果を残し続けており、2015年に入ってからも、Shadowloo Showdown 6にて『かずのこ』を決勝で1ラウンドも寄せ付けずに完封し優勝と、好調なスタートを切っている
本人は結果が出ようが出るまいが、いつでも"メンタル"を課題にしており
2014年以前は"強いけど、優勝はない" "上手いけど勝ち切れない"
といったイメージが有り、実際に結果はその通りになっていた
私個人の見方ですが、プレイを自分の型にはめようとしすぎているのではないか?とは思っていた
地上戦、玉打ち、思い切った読み合いではなく、安定して勝てる立ち回り
勝つ時はスルッと勝って、負ける時もスルッと負ける。優勝まで行けずに10位前後に落ち着く・・・
私のイメージはこんな感じでした。今はいい意味で全然見る影もないですが
変わった、というか、思い切り始めたと私が思ったのは、同じプロ格ゲーマー『ときど』にとっても転換点になったTOPANGAリーグ3入れ替え戦
8本先取戦で最大1-6まで広がったところから、7-7のタイまで持っていき、2本取り勝利
序盤はいい動きが無かったが、中盤になって開き直りつつも相手の読みを潰す、起き攻めを凌ぐなど今のプレースタイルに近い動きでどんどん星を取っていきました
ウメハラというプレイヤーもそうなんですが、自分のスタイルを理解されてはいけない
"こいつは何をやってくるか分からない"
と思わせるスタイルが、今のももちにはあります
更に、素のプレイヤースキルもトップレベルなので、対応、対策も隙がありません
なので、現状のウル4においてナンバー1と言っても間違いないプレイヤーです
こうなると、他プレイヤーからの始まるのはピンポイントのももち対策
過去にウメハラ、インフィルトレーション、xian、ルフィなどEVO覇者が必ず通った道が、ももちにもすでに敷かれています
海外プレイヤーは彼を見過ごさないでしょうし、今カプコンカップ2015の出場が決まっているのはただ一人ももちだけ
彼の課題は、ももち対策をどうやって打ち破っていくか?という一点のみ
一点だけですが、かなり重い一点なので、彼が出場する大会における他プレイヤーの対応に注目すると面白いと思います
EVOは参加するでしょうし、CEOにも3年連続で参加しており、Evil Geniusメンバーはほぼ参加しているので今年も参加するでしょう
その2に続く!(いつとは言っていない)
賞金総額25万ドル、プロツアー認定トーナメントのボーナスが50万ドルと
プレミアに相応しい環境が整えられました
2014年に行われたカプコンカップは総勢16名、総額5万ドルの大会で日本のプロ格ゲーマー『ももち』が優勝
2015年大会は総勢32名、ももちがディフェンディングチャンピオンとして参加が確定
残りの31枠を16の参加権を掛けたプレミア大会に、15のポイント枠を争うランキングポイントを掛けた大会により争われることになります
昨年の16名から倍増した32名・・・
賞金額が5倍になり、その他の大会も例年の大会以上の額になることからも
かなり熾烈な争いになることが、誰の目から見ても明らか
日本、海外関係なく、カプコンカップ2015に出場が期待できるプレイヤーを挙げてみましょう
長くなりそうなので、一応シリーズ化してみてもいいかもしれません
(誰が期待してんだよ、というツッコミは不要w)
ではいってみましょう!
プレイヤーNO.1 ウメハラ
1998年、ZERO3世界大会から17年
未だに格ゲー界の顔として頂点にいるウメハラ
もちろんカプコンカップ2015に照準を合わせているだろうことは明白
近年は長期戦に強く、短期戦に脆いという状況も見られ、本人がどう乗り越えていくかがここ一年の課題
実際に、たらればでしかないが、TOPANGAリーグ4期での上位リーグでのももち戦
最初の2本、3本を取ったのはももちだった。3連敗後、3連勝からもつれて8-6
同じリーグでのsako戦も2本先に取ったのはsakoだった
もちろんこの検証はあまり意味がありません。長期戦は長期戦の流れ方がありますからね
全勝優勝だったリーグ戦でも、短期戦として振り分けた場合、"負け"になることもあるわけです
短期戦は読み合いによっては運になることもあるから、必戦必勝とはいきませんが、『ウメハラ』というプレイヤーにはそれすらも要求されているのが、今の格ゲー界でもあります
注目すべきはEVOを含む、短期戦による、相手キャラが直前まで分からない大会
今年も去年と同様に、アジアファイナルズの長期戦での出場となった場合は、安易な選択になりかねません
プレイヤーNO.2 Infiltration
2012年。EVO、ストリートファイター25周年大会の2大大会を含む様々な大会で優勝、もしくは準優勝の成績を上げ続け、強すぎることから一時期ヒール扱いもされていたインフィルトレーション
しかし、EVOでハカン使用からのPRbalrogを撃破、他キャラを使用し場を盛り上げるなど、最近は強い上に試合も面白いプレイヤーとして認知されている
2013年以降も多大な戦績を上げ続け、今年もカプコンカップに向けて、豪鬼のみならず多キャラ使いとして出場はほぼ間違いないと言える
しかし、多キャラ使いとして少々弊害が出ており、昨年のカプコンカップにおいてxianの元との対戦時、"豪鬼"による"元"戦を忘れている、という指摘をプロ格ゲーマー『ときど』がしていた
対戦相手によってピンポイントにキャラを変えるということも、戦略としては正しいのですが、目に見えないところで隙を作りかねない点からも、メリットを活かしデメリットを潰し続けるかに注目したい
2015年に入ってからは幸先良くSonic Boom 2015にてディカープリを使用し優勝
"いつ出場権を獲得するのか?"に注目するプレイヤーも多いだろう
プレイヤーNO.3 ももち
※出場期待ではなく、確定枠。今年に対しての期待と不安も込めて、で
「2014年はももちの年だった」
TOPANGA TVでゲストとして来たウメハラが言った言葉だが、おそらく、かなりの人がそう見ていたことは間違いなかった
SEAM2014にて久々の海外大会優勝、初めてEVOでファイナリスト入り、TOPANGAリーグ4期で惜しくも2位、そしてカプコンカップ2014優勝
例年に比べて大きな大会で結果を残し続けており、2015年に入ってからも、Shadowloo Showdown 6にて『かずのこ』を決勝で1ラウンドも寄せ付けずに完封し優勝と、好調なスタートを切っている
本人は結果が出ようが出るまいが、いつでも"メンタル"を課題にしており
2014年以前は"強いけど、優勝はない" "上手いけど勝ち切れない"
といったイメージが有り、実際に結果はその通りになっていた
私個人の見方ですが、プレイを自分の型にはめようとしすぎているのではないか?とは思っていた
地上戦、玉打ち、思い切った読み合いではなく、安定して勝てる立ち回り
勝つ時はスルッと勝って、負ける時もスルッと負ける。優勝まで行けずに10位前後に落ち着く・・・
私のイメージはこんな感じでした。今はいい意味で全然見る影もないですが
変わった、というか、思い切り始めたと私が思ったのは、同じプロ格ゲーマー『ときど』にとっても転換点になったTOPANGAリーグ3入れ替え戦
8本先取戦で最大1-6まで広がったところから、7-7のタイまで持っていき、2本取り勝利
序盤はいい動きが無かったが、中盤になって開き直りつつも相手の読みを潰す、起き攻めを凌ぐなど今のプレースタイルに近い動きでどんどん星を取っていきました
ウメハラというプレイヤーもそうなんですが、自分のスタイルを理解されてはいけない
"こいつは何をやってくるか分からない"
と思わせるスタイルが、今のももちにはあります
更に、素のプレイヤースキルもトップレベルなので、対応、対策も隙がありません
なので、現状のウル4においてナンバー1と言っても間違いないプレイヤーです
こうなると、他プレイヤーからの始まるのはピンポイントのももち対策
過去にウメハラ、インフィルトレーション、xian、ルフィなどEVO覇者が必ず通った道が、ももちにもすでに敷かれています
海外プレイヤーは彼を見過ごさないでしょうし、今カプコンカップ2015の出場が決まっているのはただ一人ももちだけ
彼の課題は、ももち対策をどうやって打ち破っていくか?という一点のみ
一点だけですが、かなり重い一点なので、彼が出場する大会における他プレイヤーの対応に注目すると面白いと思います
EVOは参加するでしょうし、CEOにも3年連続で参加しており、Evil Geniusメンバーはほぼ参加しているので今年も参加するでしょう
その2に続く!(いつとは言っていない)
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【2014年回顧】韓国 Id Global Tournament【格ゲー大会】
2015年になったということで、昨年あった大会を見て印象のあった大会、プレイヤーなどに注目して書いてみたいなー、なんてことを思い2014年回顧録を作ってみようかなと思います
相変わらず敬称略。強豪プレイヤーの方に敬意を評しながら書いていきましょう!
回顧録第1回は韓国 Id Global Tournament。スパ4、アルカプ、KOFの3種目による大会
KOFの賞金が100万円ということからアジア各国の強豪プレイヤーがこぞって参加。KOFプレイヤーではないがアメリカからアルカプ、スパ4の強豪ジャスティン・ウォンも参加
日本からはマゴ、ときどのマッドキャッツプロ2人と日本のアルカプ勢でトップを揺るぎないものにしていたネモが注目株
他にも、Rzrプロのふ~ど、ボンちゃん、かずのこ、えいたなどスパ4のトッププレイヤーにABEGEN、ふり~だ、ごっつ、たいつ、まぶしんなど日本アルカプ界の強者が多く参加。韓国という近場で行われたことも参加を促す要因になった
この大会、一般参加の大会とは違い参加者はどこを見ても強いプレイヤーばかり。初戦から3本先取勢とがっつり取り組める珍しい大会に
予選プールの2回戦で強豪同士が潰し合いを行うという、参加側からしたら恐ろしくレベルの高い大会だった
そんな中スパ4で3日目のベスト8に残ったのはマゴ、ときど、ふ~ど、ボンちゃんの日本勢4人に大口(ダーコウ)、シャオハイ、Chi-Rithy、ガクトの海外勢4人
特にこの中で光ったのはマゴ。予選プールでEVO2012覇者のインフィルトレーションを下し、中国の超器用系プレイヤー大口も下しウィナーズ突破
特にインフィル戦は3-2ながら、この大会を決定づけるかというほどのコントロールで勝利この書き方の通り、大会を制したのはマゴだった。ウィナーズセミファイナルでときどに破れはしたものの、ルーザーズからシャオハイ、ふ~どを叩き落としグランドファイナルへ
この頃のシャオハイは2012Verのキャミィを世界最高峰の反応で使いこなし、カナダカップなどでも優勝するなどの活躍
そのシャオハイ戦はまさに今大会でマゴを象徴する試合となった
1本目は、熾炎脚のスカリやEXストライクに翻弄され先取される
しかし、2本目を読みの鋭さとシャオハイのミスで取り返すと、明らかにシャオハイ側が困り始め、逆鱗が決まった頃には既に試合は決まっていた。マゴのコパ烈火のダメージソースを崩すことができず、3-1でマゴが勝利
グランドファイナルではウィナーズ側のときどとのリベンジ戦
初戦を3-2で取った試合。こちらもギリギリながらきちんと試合そのものはコントロールするという、今大会で見せる試合巧者ぶりを見せると、リセットすると最後は寄せ付けず3-0で勝利
古参であり強豪ながら、海外大会の優勝にあまり縁の無かったマゴがプロ後初となる優勝
インフィルトレーション、大口、ふ~ど、シャオハイ、ときどとボスラッシュを乗り越えての勝利。本人も喜びはひとしおだった
アルカプ部門では、参加した人間全員が強豪というとんでもないトーナメントになった
日本から大会に出て、1勝すらできずに敗退するプレイヤーも数多くいた中、本命候補のジャスティン・ウォンとネモの2人は順当にウィナーズファイナルで相対することになる
前日15先ではジャスティンに15-9と遅れを取ったネモ。どう対策するのかに注目が集まる
とにかく展開の早いゲームであるアルカプ
初ラウンドではジャスティンが即効でハッピーバースデー(2人以上巻き込んでダメージを与えていくこと、以下ハピバ)でネモのノヴァとドクターストレンジを落とすも、残ったスペンサーがバイオニックアームの暴れから、Xファクター>ジャスティンのウルヴァリンを落とす。ここまで10秒の出来事
ジャスティンの2人目ストームとスペンサー、Xファクターの残ったスペンサーが手を出すと一気に落としラス1同士になる
最後の最後にまだ残ったXファクターで中段を当てると、そのまま倒しきりネモが先取
3-3の試合ながら1試合が25秒で終わるほどの試合なのがアルカプ
「先鋒の勝利が試合の8割を決める」という種の発言をネモがしたことがあるのだが、その通り残り2試合も先鋒戦を取ったネモが勝利し、3-0でウィナーズを突破するルーザーズファイナルへと落ちたジャスティンの相手は、日本のゼロ使いふり~だ
強キャラのゼロを押し出してジャスティンとシーソーゲームを繰り広げ2-2までもつれ込ませる
最後はジャスティンのウルヴァリンの前に、ハピバで2人潰され、残されたドゥームも為す術なく倒れ3-2でジャスティンが勝利。グランドファイナルにルーザーズとしてネモともう一度対することになる
グランドファイナルでも先鋒戦に大きく左右され、1-2とジャスティンリードの展開。ここまで全て先鋒戦勝利=勝利とし、4試合目。流れの上ではこの試合がキーポイントだったと思う
先鋒を取ったネモが、ハピバで2人潰す・・・と思いきやウルヴァリンを倒しきれず
ストームと交代しアイスストーム>Xファクターでノヴァを落とそうとするもコンボミス・・・するも、出てきたアシストと共にXファクターからのアイスストームで3人中2人が瀕死状態に
残ったスペンサーを出し、凌ぐもジャスティンもネモの隙を探し猛攻。しかし最後はネモ側が粘り切り3人欠けること無く勝利し2-2。ネモ側は優勝か?リセットか?の淵に立たされ最終ランドへ
先鋒戦を取ったのはネモだった。瞬く間に2人沈め大将の豪鬼が意地を見せるが、ファクターもなくなり万事休す。そのままネモが豪鬼を倒しきり優勝。ネモにとっても海外での初戴冠となった
TOPANGAでもジャスティン対策をどうしていたか、を解説しているので興味があればぜひ一度ご覧になってみては
マゴ「俺うつ病扱いされてんだけどw」
賞金が優勝で100万円。2位で10万円と10倍もの差が付くというこちらも恐ろしいトーナメントになったKOF部門
日本勢からはときど、こうこうの2人はベスト8に残り、台湾のET、シャオハイ、韓国のMadkofなどが残る
ウィナーズに残ったときどとこうこうは、初戦で明暗を分けることになる
ときどはフランスのFOXと対戦。チンに対して苦戦し2-0の後1人まで持っていかれるが、逆転し1本取り返すと波に乗り3連勝でFOXを下す
対するこうこうは台湾のETと対し2-1と先行するも、対応されてしまい2-3で落としてしまう
ときどは続くウィナーズファイナルでのETとの試合を落とし、ルーザーズファイナルで対戦者を待つことに
ルーザーズに落ちたこうこうはシャオハイと対峙、これを危なげなく退けると、次のFOXも盤石の運びで勝利し力を見せつける
こうしてルーザーズファイナルはときど対こうこうに
2試合目どちらも3人目のラウンドで、ときどのチンはドットまで持っていかれるも、そこから逆転し、完全に流れを掴み3試合目も取り3-0で試合を決める。こうこうは惜しくも3位敗退
グランドファイナルはET(W)対ときど(L)
初戦いきなりETの先鋒クラークに先鋒次鋒と落とされ窮地に陥るも、3人目のキムが3タテで1本先取。流れに乗るかと思いきや次戦でも同様の展開でクラークに2人落とされ窮地に
が、初戦と同様の展開でなんと2戦連続3タテ。ここでようやく流れに乗り、3戦目はキムまで回さずに取り、3-0でリセット
こうなると流石にETも流れを戻せず、リセット後のグランドファイナルもときどが3-0で取り、ときどが優勝。プロとしてあるべき姿を見せつける結果になった
ときど、マゴ、ネモ。古くから活躍し、タイプも違う3人が違うゲームで海外大会を制する結果に
日本人が3種目全て優勝を飾ったことからも、見ている側も満足ができる大会だった
相変わらず敬称略。強豪プレイヤーの方に敬意を評しながら書いていきましょう!
回顧録第1回は韓国 Id Global Tournament。スパ4、アルカプ、KOFの3種目による大会
KOFの賞金が100万円ということからアジア各国の強豪プレイヤーがこぞって参加。KOFプレイヤーではないがアメリカからアルカプ、スパ4の強豪ジャスティン・ウォンも参加
日本からはマゴ、ときどのマッドキャッツプロ2人と日本のアルカプ勢でトップを揺るぎないものにしていたネモが注目株
他にも、Rzrプロのふ~ど、ボンちゃん、かずのこ、えいたなどスパ4のトッププレイヤーにABEGEN、ふり~だ、ごっつ、たいつ、まぶしんなど日本アルカプ界の強者が多く参加。韓国という近場で行われたことも参加を促す要因になった
この大会、一般参加の大会とは違い参加者はどこを見ても強いプレイヤーばかり。初戦から3本先取勢とがっつり取り組める珍しい大会に
予選プールの2回戦で強豪同士が潰し合いを行うという、参加側からしたら恐ろしくレベルの高い大会だった
そんな中スパ4で3日目のベスト8に残ったのはマゴ、ときど、ふ~ど、ボンちゃんの日本勢4人に大口(ダーコウ)、シャオハイ、Chi-Rithy、ガクトの海外勢4人
特にこの中で光ったのはマゴ。予選プールでEVO2012覇者のインフィルトレーションを下し、中国の超器用系プレイヤー大口も下しウィナーズ突破
特にインフィル戦は3-2ながら、この大会を決定づけるかというほどのコントロールで勝利この書き方の通り、大会を制したのはマゴだった。ウィナーズセミファイナルでときどに破れはしたものの、ルーザーズからシャオハイ、ふ~どを叩き落としグランドファイナルへ
この頃のシャオハイは2012Verのキャミィを世界最高峰の反応で使いこなし、カナダカップなどでも優勝するなどの活躍
そのシャオハイ戦はまさに今大会でマゴを象徴する試合となった
1本目は、熾炎脚のスカリやEXストライクに翻弄され先取される
しかし、2本目を読みの鋭さとシャオハイのミスで取り返すと、明らかにシャオハイ側が困り始め、逆鱗が決まった頃には既に試合は決まっていた。マゴのコパ烈火のダメージソースを崩すことができず、3-1でマゴが勝利
グランドファイナルではウィナーズ側のときどとのリベンジ戦
初戦を3-2で取った試合。こちらもギリギリながらきちんと試合そのものはコントロールするという、今大会で見せる試合巧者ぶりを見せると、リセットすると最後は寄せ付けず3-0で勝利
古参であり強豪ながら、海外大会の優勝にあまり縁の無かったマゴがプロ後初となる優勝
インフィルトレーション、大口、ふ~ど、シャオハイ、ときどとボスラッシュを乗り越えての勝利。本人も喜びはひとしおだった
おっしゃあああああああああ!!!!優勝じゃあああああああああ!!!!!練習に付き合ってくれた仲間と応援してくれたみんなに感謝!本当にありがとう!!
— マゴ (@magotto3) 2014, 3月 30
アルカプ部門では、参加した人間全員が強豪というとんでもないトーナメントになった
日本から大会に出て、1勝すらできずに敗退するプレイヤーも数多くいた中、本命候補のジャスティン・ウォンとネモの2人は順当にウィナーズファイナルで相対することになる
前日15先ではジャスティンに15-9と遅れを取ったネモ。どう対策するのかに注目が集まる
とにかく展開の早いゲームであるアルカプ
初ラウンドではジャスティンが即効でハッピーバースデー(2人以上巻き込んでダメージを与えていくこと、以下ハピバ)でネモのノヴァとドクターストレンジを落とすも、残ったスペンサーがバイオニックアームの暴れから、Xファクター>ジャスティンのウルヴァリンを落とす。ここまで10秒の出来事
ジャスティンの2人目ストームとスペンサー、Xファクターの残ったスペンサーが手を出すと一気に落としラス1同士になる
最後の最後にまだ残ったXファクターで中段を当てると、そのまま倒しきりネモが先取
3-3の試合ながら1試合が25秒で終わるほどの試合なのがアルカプ
「先鋒の勝利が試合の8割を決める」という種の発言をネモがしたことがあるのだが、その通り残り2試合も先鋒戦を取ったネモが勝利し、3-0でウィナーズを突破するルーザーズファイナルへと落ちたジャスティンの相手は、日本のゼロ使いふり~だ
強キャラのゼロを押し出してジャスティンとシーソーゲームを繰り広げ2-2までもつれ込ませる
最後はジャスティンのウルヴァリンの前に、ハピバで2人潰され、残されたドゥームも為す術なく倒れ3-2でジャスティンが勝利。グランドファイナルにルーザーズとしてネモともう一度対することになる
グランドファイナルでも先鋒戦に大きく左右され、1-2とジャスティンリードの展開。ここまで全て先鋒戦勝利=勝利とし、4試合目。流れの上ではこの試合がキーポイントだったと思う
先鋒を取ったネモが、ハピバで2人潰す・・・と思いきやウルヴァリンを倒しきれず
ストームと交代しアイスストーム>Xファクターでノヴァを落とそうとするもコンボミス・・・するも、出てきたアシストと共にXファクターからのアイスストームで3人中2人が瀕死状態に
残ったスペンサーを出し、凌ぐもジャスティンもネモの隙を探し猛攻。しかし最後はネモ側が粘り切り3人欠けること無く勝利し2-2。ネモ側は優勝か?リセットか?の淵に立たされ最終ランドへ
先鋒戦を取ったのはネモだった。瞬く間に2人沈め大将の豪鬼が意地を見せるが、ファクターもなくなり万事休す。そのままネモが豪鬼を倒しきり優勝。ネモにとっても海外での初戴冠となった
TOPANGAでもジャスティン対策をどうしていたか、を解説しているので興味があればぜひ一度ご覧になってみては
マゴ「俺うつ病扱いされてんだけどw」
賞金が優勝で100万円。2位で10万円と10倍もの差が付くというこちらも恐ろしいトーナメントになったKOF部門
日本勢からはときど、こうこうの2人はベスト8に残り、台湾のET、シャオハイ、韓国のMadkofなどが残る
ウィナーズに残ったときどとこうこうは、初戦で明暗を分けることになる
ときどはフランスのFOXと対戦。チンに対して苦戦し2-0の後1人まで持っていかれるが、逆転し1本取り返すと波に乗り3連勝でFOXを下す
対するこうこうは台湾のETと対し2-1と先行するも、対応されてしまい2-3で落としてしまう
ときどは続くウィナーズファイナルでのETとの試合を落とし、ルーザーズファイナルで対戦者を待つことに
ルーザーズに落ちたこうこうはシャオハイと対峙、これを危なげなく退けると、次のFOXも盤石の運びで勝利し力を見せつける
こうしてルーザーズファイナルはときど対こうこうに
2試合目どちらも3人目のラウンドで、ときどのチンはドットまで持っていかれるも、そこから逆転し、完全に流れを掴み3試合目も取り3-0で試合を決める。こうこうは惜しくも3位敗退
グランドファイナルはET(W)対ときど(L)
初戦いきなりETの先鋒クラークに先鋒次鋒と落とされ窮地に陥るも、3人目のキムが3タテで1本先取。流れに乗るかと思いきや次戦でも同様の展開でクラークに2人落とされ窮地に
が、初戦と同様の展開でなんと2戦連続3タテ。ここでようやく流れに乗り、3戦目はキムまで回さずに取り、3-0でリセット
こうなると流石にETも流れを戻せず、リセット後のグランドファイナルもときどが3-0で取り、ときどが優勝。プロとしてあるべき姿を見せつける結果になった
ときど、マゴ、ネモ。古くから活躍し、タイプも違う3人が違うゲームで海外大会を制する結果に
日本人が3種目全て優勝を飾ったことからも、見ている側も満足ができる大会だった
【突撃!となりのプロゲーマー】読んでみて、一個人の感想
くつきかずやさん著、12月17日発売の突撃!となりのプロゲーマーを読んでみました
ゲームシーンやゲームそのものを掘り下げるのではなく、ゲームをプレイする側の人間を中心に話が描かれています
私個人とても興味を惹かれていて、ウメハラ本とコラム、ときど本と計3冊を手元に控える人間として読まないわけにはいかないな、と思った次第で購入
そして、ついさっき読み終えたところで、率直な一個人としての反応をストレートに思ったことを書いてみよう!と至りました。ではスタート!
※この記事では敬称略です。ご注意下さい
ーーーーーここからはネタバレですーーーーー
まず作者の方の取材、取り組み方が素晴らしい!とまず思いました。小並感ですが
SEAM2013、EVO2013、ストリートファイター25周年大会など、様々な大会を自身で取材を行い、主要のプレイヤーのコメントだけではなく、自分のように大会配信をよく見る人間でも知らない、ちょっとした裏側の部分まで見れたのはとてもよかった
EVOに関しては自身で参加しており、ちょっと参加表見てみたら、1回戦敗退、ルーザーズも同様の方がおられたので、この方かな?などと邪推してみたり
いい点を他にも挙げると、ある程度格ゲー界隈の事情を分かっている人間、全く知らない「プロゲーマー?なにそれ?」という人どちらでも読めるというところ
TOPANGA事務所が地下にあるって知らなかったですし、アケコンの数もそんな数あるんだ!?って正直にビックリしました。ときど本がカイジを挟んでいるのは見ましたが
シンガポールの会場のゲーム環境だったり、思わずへぇ~と言ってしまうことも多々ありました
内容自体はどちらかといえばライト層向け。格ゲーを知っていて、ウメハラは聞いたことあるけど~っていう程度の知識の方が、より楽しめるんじゃないかな?と
個人的にはこの部分はいい部分でもあり、結果を知っている分ドキドキ出来ない部分でもありましたね
新鮮味のある部分は、やっぱりマゴ外伝がいちばん大きかったです
ウメハラ、ヌキ、ときど、というある程度過去も含めて知られている人間に比べると、「マゴ」という男はあまりにも語られていないな、とは思っていました
・・・いや見たことはあるんですが、なんというかチン○ンジー。いや、決してけなしていませんチンパン○ー。私マゴさんめちゃくちゃ好きですから
でも、マゴさんの過去って○ンパンジー時代の写真と、背中がかゆくなるインタビュー+写真しか見たことなかったので、「ゲームとマゴ」じゃなくて「ゲーセンとマゴ」という話はいたく貴重
マゴ外伝に関しては、知っている人間の方がより楽しめる内容だと感じました
あ、高校時代の絵で机の上でチンパンしてたのは、おそらくオマージュ。知ってる人がニヤリとする隠し?要素
ちなみにグーグル検索で「マゴ チ」と入れると「マゴ チンパン」「マゴ チンパン時代」と予測で出てきます。豆知識ね
話を変えて、気になった点があるとするなら、絵がちょっと変わりすぎ。自分みたいなその人を知っている人間なら、「あ、これ○○(プレイヤー)か」と分かるのですが、雰囲気の違う点もあったりと
あと1点。まぁ知っていたことですし仕方ないことも分かるのですが、ももちは何故おらんのかという、もも信の悲鳴
もう1つこれも仕方ないんですが、聞いたことのある話が多く出てきてしまう点。sako話とかウメ話は、どうしても他のメディアから聞かれて先に出てしまうので、ウメsakoときどに関しては自分でも聞いた話を振り返って漫画として見た。って印象
最後に、導入部の「勝負で泣いたことはありますか?」という下りは、25周年大会でのスト鉄のインフィル対ときど戦後のときどを思い返したんだけど、これに触れられず
泣いていたかどうか分からないという点もありますが、あのシーンは自分にとって「ときど」というプレイヤーを思わせる場面でもあります
一生懸命やっても、どれだけ努力しても報われないときは格ゲーにはある、と伝えられるんじゃないかな?と読みながら思いました
私自身格ゲー大会で泣きそうになったのは、この場面とももちのカプコンカップ2014優勝の2回だけです。なので個人的な感傷も幾分入ってしまっているかもしれませんが、ときどだからこそ伝わることもあるのでは?と思いました
全体的な満足度は悪くなかったです。めちゃくちゃいい!というほどではありませんが、値段相応に十分価値のある一冊に仕上がってるんじゃないでしょうか?
・・・なんか言い方がステマっぽいなwいや、フツーに面白かったんで、格ゲーやるけど、プレイヤーとか配信とかあんまり知らんなぁって人に特にオススメ。本でも書いてるけど、格ゲーするならできるだけ楽しめる要素はあったほうがいい
私のおすすめは大会を見る、配信を見るのはより格ゲーを楽しめるからいいよ
最後に、せっかくなので是非2巻が見たい。直接取材してなくてもいいから、2014年を中心に!あとももちも入れて!!
というのは、半分は冗談ですが、2014年はEVOでのどぐら対ガリレオの名勝負、前年にはなるけど、カプコンカップ2013のsako優勝とネモの奮闘とか、6年戦士の活躍を1話にまとめてでも入れられれば私は楽しめます。ライト層は置いていくだろうけどw
そんな期待(妄想?)を胸に、なかなか楽しく読めました。私ももっと強くなりてぇなぁ
ゲームシーンやゲームそのものを掘り下げるのではなく、ゲームをプレイする側の人間を中心に話が描かれています
私個人とても興味を惹かれていて、ウメハラ本とコラム、ときど本と計3冊を手元に控える人間として読まないわけにはいかないな、と思った次第で購入
そして、ついさっき読み終えたところで、率直な一個人としての反応をストレートに思ったことを書いてみよう!と至りました。ではスタート!
※この記事では敬称略です。ご注意下さい
ーーーーーここからはネタバレですーーーーー
まず作者の方の取材、取り組み方が素晴らしい!とまず思いました。小並感ですが
SEAM2013、EVO2013、ストリートファイター25周年大会など、様々な大会を自身で取材を行い、主要のプレイヤーのコメントだけではなく、自分のように大会配信をよく見る人間でも知らない、ちょっとした裏側の部分まで見れたのはとてもよかった
EVOに関しては自身で参加しており、ちょっと参加表見てみたら、1回戦敗退、ルーザーズも同様の方がおられたので、この方かな?などと邪推してみたり
いい点を他にも挙げると、ある程度格ゲー界隈の事情を分かっている人間、全く知らない「プロゲーマー?なにそれ?」という人どちらでも読めるというところ
TOPANGA事務所が地下にあるって知らなかったですし、アケコンの数もそんな数あるんだ!?って正直にビックリしました。ときど本がカイジを挟んでいるのは見ましたが
シンガポールの会場のゲーム環境だったり、思わずへぇ~と言ってしまうことも多々ありました
内容自体はどちらかといえばライト層向け。格ゲーを知っていて、ウメハラは聞いたことあるけど~っていう程度の知識の方が、より楽しめるんじゃないかな?と
個人的にはこの部分はいい部分でもあり、結果を知っている分ドキドキ出来ない部分でもありましたね
新鮮味のある部分は、やっぱりマゴ外伝がいちばん大きかったです
ウメハラ、ヌキ、ときど、というある程度過去も含めて知られている人間に比べると、「マゴ」という男はあまりにも語られていないな、とは思っていました
・・・いや見たことはあるんですが、なんというかチン○ンジー。いや、決してけなしていませんチンパン○ー。私マゴさんめちゃくちゃ好きですから
でも、マゴさんの過去って○ンパンジー時代の写真と、背中がかゆくなるインタビュー+写真しか見たことなかったので、「ゲームとマゴ」じゃなくて「ゲーセンとマゴ」という話はいたく貴重
マゴ外伝に関しては、知っている人間の方がより楽しめる内容だと感じました
あ、高校時代の絵で机の上でチンパンしてたのは、おそらくオマージュ。知ってる人がニヤリとする隠し?要素
ちなみにグーグル検索で「マゴ チ」と入れると「マゴ チンパン」「マゴ チンパン時代」と予測で出てきます。豆知識ね
話を変えて、気になった点があるとするなら、絵がちょっと変わりすぎ。自分みたいなその人を知っている人間なら、「あ、これ○○(プレイヤー)か」と分かるのですが、雰囲気の違う点もあったりと
あと1点。まぁ知っていたことですし仕方ないことも分かるのですが、ももちは何故おらんのかという、もも信の悲鳴
もう1つこれも仕方ないんですが、聞いたことのある話が多く出てきてしまう点。sako話とかウメ話は、どうしても他のメディアから聞かれて先に出てしまうので、ウメsakoときどに関しては自分でも聞いた話を振り返って漫画として見た。って印象
最後に、導入部の「勝負で泣いたことはありますか?」という下りは、25周年大会でのスト鉄のインフィル対ときど戦後のときどを思い返したんだけど、これに触れられず
泣いていたかどうか分からないという点もありますが、あのシーンは自分にとって「ときど」というプレイヤーを思わせる場面でもあります
一生懸命やっても、どれだけ努力しても報われないときは格ゲーにはある、と伝えられるんじゃないかな?と読みながら思いました
私自身格ゲー大会で泣きそうになったのは、この場面とももちのカプコンカップ2014優勝の2回だけです。なので個人的な感傷も幾分入ってしまっているかもしれませんが、ときどだからこそ伝わることもあるのでは?と思いました
全体的な満足度は悪くなかったです。めちゃくちゃいい!というほどではありませんが、値段相応に十分価値のある一冊に仕上がってるんじゃないでしょうか?
・・・なんか言い方がステマっぽいなwいや、フツーに面白かったんで、格ゲーやるけど、プレイヤーとか配信とかあんまり知らんなぁって人に特にオススメ。本でも書いてるけど、格ゲーするならできるだけ楽しめる要素はあったほうがいい
私のおすすめは大会を見る、配信を見るのはより格ゲーを楽しめるからいいよ
最後に、せっかくなので是非2巻が見たい。直接取材してなくてもいいから、2014年を中心に!あとももちも入れて!!
というのは、半分は冗談ですが、2014年はEVOでのどぐら対ガリレオの名勝負、前年にはなるけど、カプコンカップ2013のsako優勝とネモの奮闘とか、6年戦士の活躍を1話にまとめてでも入れられれば私は楽しめます。ライト層は置いていくだろうけどw
そんな期待(妄想?)を胸に、なかなか楽しく読めました。私ももっと強くなりてぇなぁ
【格ゲー】解説が上手いのは誰だ!? part1【スト4シリーズ】
スト4シリーズを境に一気に格ゲー配信が進み、格ゲーを知らない人も見るという機会が増えました
どんな競技でもそうですが、実況と解説というのは競技にとってなくてはならないもの
知っている人・知らない人に限らず、起こった状況や高い技術の応酬を共有するために必須となるコネクターとしての役割が求められています
ちょっと話が変わって、時代の流れというのは恐ろしいもので、批判・炎上・荒らしなどが即座に発生するネット界隈
昔の格ゲー実況は結構良くも悪くもはちゃめちゃ(今でも場所によっては)で、問題になったことも少なからずあり、そういった流れも汲まれて現状は実況解説共に大きな大会ではかなりクリーンになりました(個人的にはたまにちくりんさんの実況が聞きたくなりますがw)
プレイヤーの実力に関してランク付けを行うといったことは多いですが、解説に関しての評価を出す!というのはちょっと斬新かな?と思い、手狭ではありますが、ちょっとやってみようと思いました。先に言いますが、ある程度曖昧な点はご容赦下さい><
それではスタートです
※ここからは基本敬称略になります。ご注意ください
解説者No.1 ヨシヲ
ガイルといえば?解説といえば?
そう、ヨシヲです。スト2シリーズからのガイル使い。世間では初期スト4からの6年戦士達の活躍が目立っていますが、おそらくヨシヲさんはエックス時代からの生粋のガイル使い。10年でも足りない純粋戦士でもあります
ニコ動でも有名な待ちガイルvs待ちガイルの片方はヨシヲさんです
さて、そんなヨシヲさんの解説はというと、知識をしっかり抑えている上で、ポイントを抑えながら驚くべき点は自分も驚き、説明しながらも目線が同じ立場を向いているな、という印象
朗らかな笑い声、プレイよりも目立たせずにかつ理解できる点を上手く砕いてくるので、スト4シリーズを知らない人でも安心して聞くことが出来る解説を展開します
アールさんとのコンビが一番しっくりしていますが、アールさんは良くも悪くも評価が割れてしまいがち
実況としても優れた腕を発揮するので、アールさん不在の場面で実況としても駆り出されることが多く、奇をてらわず、シンプルな実況は好評。この辺りはさすが古豪といったところだと思います
実況・ヨシヲ 解説・かずのこ
第4期TOPANGAリーグ ウル4 オンライン予選2部 予選準決勝
解説者No.2 ボンちゃん
スト4時代からの生粋のサガット使い。大きな舞台に上がることは多かったのですが、活躍が見られてきたのは13年くらいから。トップ集団の中では劣っているという印象だったのですが、持ち前の充実した対策にしっかりした知識、そういった対策や知識から来る堅牢さで、トップ集団の中でもトップを走るようになったのは、本人の努力の賜物でしょう
解説でも持ち前の知識を持って、鮮明に状況が分かる説明で好評
スラスラと次に起こるであろう状況を説明しながら、こういったところが注目です、と伝えていく様は、中々聴き応えがあり
勝ちたがりでも見せる「うぅぅぅー」という唸りもまた彼の魅力
その動画はプレイヤーWikiにあるので、こっちでは真面目な動画を選抜
実況・アール 解説・ボンちゃん
TGS2013 スパ4AE日本大会(CapcomCup予選) 準決勝-2 ふ~ど vs マゴ
解説者No.3 ももち
ご存知、プロ格闘ゲーマーももちです。反応、知識、対策、精度など全て高レベルでこなすプレイヤー
第4期Bリーグで、一番光る解説をしていたと個人的に思いました
状況の共有や知識の確認はもちろんのこと、「1Pはこういう考え、2Pはこういう風に流していきたい」という風に、より詳しくより深く共有する解説は、下を巻きました。知ってる人と知らない人も同じ感覚で見れたのではないでしょうか?
動画はTOPANGA Bリーグのオンライン予選の一部から
実況・ヨシヲ 解説・ももち
第4期TOPANGAリーグ ウル4 オンライン予選2部 part2 2014.9.6
解説者No.4 ふ~ど
Razer所属のプロ格闘ゲーマーでもあり、初代ガンストの公式大会覇者のふ~ど
私としては飯テロの常習犯という印象ですがw
勝ちたがりでも発想力の高さが群を抜いていて、気付かない点に注目してこうしてみようか、と提案することも多く、上記面子に比べると状況説明や確認、共有という点で劣る感じがしますが、一見すると気付きにくい点を付いた解説は、聞いてて面白い!と思わされます
語呂、というか印象に残り安い喋りをする、学生時代なんかに普通に喋ってるのに話が面白いって子いませんでしたか?
実に分かりにくいですが、ふ~どさんはその印象です。なんというか勝ちたがりだろうが解説だろうが、いい意味で自然体
Bリーグでのsako VS 板橋ザンギエフの試合で、の一幕
(板ザンが劣勢からスパコンを当て、画面端まで追い詰めてバニフラ→ウルコンで一気に決めた試合に対して)
「当てた技が3発でしたね。凄いっす、スパコン、バニ、ウルコンで終わりました。以上です」
・・・なんというか、聞くと面白いんですよ。私未だにファイナルターンパンチとか見ちゃいますから
話が逸れましたね。話し口調も柔らかく聞きやすいですが、どっちかというとスト4シリーズをプレイしたことがある人向け、という印象。もっと場慣れして聞きたいなぁと思いました。以上です。
動画に関しては見つかりませんでした
解説者No.5 マゴ
team Mad catz所属のプロ格闘ゲーマー。ウメハラ、ときど、マゴは知名度も高く格ゲーに貢献してきました
ゲーマーズビジョン時代から実況もしていたこともあって、解説もお手の物。知識の泉と言われるほど深い知識(たまーに間違ってる時もありますがw)で実況をサポート。話に関しても高揚が分かりやすいので、盛り上がる場面や息を呑む場面が聞くだけで分かるのは、説明を受ける側としてはこれほどありがたいことはないと思います
たまに、親友のDJ2D神が表れて、実況をスタートさせることもある。同一人物視されていたが、アルカディアで握手後に対談されたことから、現在は別人説の方が強いと言われているらしいとされている。第4回topangaチャリティーカップに見参。決勝戦を見事に実況していたが、後半からは明らかに親友と同じ声とトーンになってしまっている。あれ?別人じゃn・・・
解説はチャリティーカップや番付、本人の参加しない大会などに留まっているのがちょっと残念。メインがプレイヤーだから当然ですが、本人の愛されキャラもあって人気は抜群です
実況・マゴ 解説・ネモ
第三回TOPANGAチャリティーカップ(A筐体) part8
どんな競技でもそうですが、実況と解説というのは競技にとってなくてはならないもの
知っている人・知らない人に限らず、起こった状況や高い技術の応酬を共有するために必須となるコネクターとしての役割が求められています
ちょっと話が変わって、時代の流れというのは恐ろしいもので、批判・炎上・荒らしなどが即座に発生するネット界隈
昔の格ゲー実況は結構良くも悪くもはちゃめちゃ(今でも場所によっては)で、問題になったことも少なからずあり、そういった流れも汲まれて現状は実況解説共に大きな大会ではかなりクリーンになりました(個人的にはたまにちくりんさんの実況が聞きたくなりますがw)
プレイヤーの実力に関してランク付けを行うといったことは多いですが、解説に関しての評価を出す!というのはちょっと斬新かな?と思い、手狭ではありますが、ちょっとやってみようと思いました。先に言いますが、ある程度曖昧な点はご容赦下さい><
それではスタートです
※ここからは基本敬称略になります。ご注意ください
解説者No.1 ヨシヲ
ガイルといえば?解説といえば?
そう、ヨシヲです。スト2シリーズからのガイル使い。世間では初期スト4からの6年戦士達の活躍が目立っていますが、おそらくヨシヲさんはエックス時代からの生粋のガイル使い。10年でも足りない純粋戦士でもあります
ニコ動でも有名な待ちガイルvs待ちガイルの片方はヨシヲさんです
さて、そんなヨシヲさんの解説はというと、知識をしっかり抑えている上で、ポイントを抑えながら驚くべき点は自分も驚き、説明しながらも目線が同じ立場を向いているな、という印象
朗らかな笑い声、プレイよりも目立たせずにかつ理解できる点を上手く砕いてくるので、スト4シリーズを知らない人でも安心して聞くことが出来る解説を展開します
アールさんとのコンビが一番しっくりしていますが、アールさんは良くも悪くも評価が割れてしまいがち
実況としても優れた腕を発揮するので、アールさん不在の場面で実況としても駆り出されることが多く、奇をてらわず、シンプルな実況は好評。この辺りはさすが古豪といったところだと思います
実況・ヨシヲ 解説・かずのこ
第4期TOPANGAリーグ ウル4 オンライン予選2部 予選準決勝
解説者No.2 ボンちゃん
スト4時代からの生粋のサガット使い。大きな舞台に上がることは多かったのですが、活躍が見られてきたのは13年くらいから。トップ集団の中では劣っているという印象だったのですが、持ち前の充実した対策にしっかりした知識、そういった対策や知識から来る堅牢さで、トップ集団の中でもトップを走るようになったのは、本人の努力の賜物でしょう
解説でも持ち前の知識を持って、鮮明に状況が分かる説明で好評
スラスラと次に起こるであろう状況を説明しながら、こういったところが注目です、と伝えていく様は、中々聴き応えがあり
勝ちたがりでも見せる「うぅぅぅー」という唸りもまた彼の魅力
その動画はプレイヤーWikiにあるので、こっちでは真面目な動画を選抜
実況・アール 解説・ボンちゃん
TGS2013 スパ4AE日本大会(CapcomCup予選) 準決勝-2 ふ~ど vs マゴ
解説者No.3 ももち
ご存知、プロ格闘ゲーマーももちです。反応、知識、対策、精度など全て高レベルでこなすプレイヤー
第4期Bリーグで、一番光る解説をしていたと個人的に思いました
状況の共有や知識の確認はもちろんのこと、「1Pはこういう考え、2Pはこういう風に流していきたい」という風に、より詳しくより深く共有する解説は、下を巻きました。知ってる人と知らない人も同じ感覚で見れたのではないでしょうか?
動画はTOPANGA Bリーグのオンライン予選の一部から
実況・ヨシヲ 解説・ももち
第4期TOPANGAリーグ ウル4 オンライン予選2部 part2 2014.9.6
解説者No.4 ふ~ど
Razer所属のプロ格闘ゲーマーでもあり、初代ガンストの公式大会覇者のふ~ど
私としては飯テロの常習犯という印象ですがw
勝ちたがりでも発想力の高さが群を抜いていて、気付かない点に注目してこうしてみようか、と提案することも多く、上記面子に比べると状況説明や確認、共有という点で劣る感じがしますが、一見すると気付きにくい点を付いた解説は、聞いてて面白い!と思わされます
語呂、というか印象に残り安い喋りをする、学生時代なんかに普通に喋ってるのに話が面白いって子いませんでしたか?
実に分かりにくいですが、ふ~どさんはその印象です。なんというか勝ちたがりだろうが解説だろうが、いい意味で自然体
Bリーグでのsako VS 板橋ザンギエフの試合で、の一幕
(板ザンが劣勢からスパコンを当て、画面端まで追い詰めてバニフラ→ウルコンで一気に決めた試合に対して)
「当てた技が3発でしたね。凄いっす、スパコン、バニ、ウルコンで終わりました。以上です」
・・・なんというか、聞くと面白いんですよ。私未だにファイナルターンパンチとか見ちゃいますから
話が逸れましたね。話し口調も柔らかく聞きやすいですが、どっちかというとスト4シリーズをプレイしたことがある人向け、という印象。もっと場慣れして聞きたいなぁと思いました。以上です。
動画に関しては見つかりませんでした
解説者No.5 マゴ
team Mad catz所属のプロ格闘ゲーマー。ウメハラ、ときど、マゴは知名度も高く格ゲーに貢献してきました
ゲーマーズビジョン時代から実況もしていたこともあって、解説もお手の物。知識の泉と言われるほど深い知識(たまーに間違ってる時もありますがw)で実況をサポート。話に関しても高揚が分かりやすいので、盛り上がる場面や息を呑む場面が聞くだけで分かるのは、説明を受ける側としてはこれほどありがたいことはないと思います
たまに、親友のDJ2D神が表れて、実況をスタートさせることもある。同一人物視されていたが、アルカディアで握手後に対談されたことから、現在は別人説の方が強いと言われているらしいとされている。第4回topangaチャリティーカップに見参。決勝戦を見事に実況していたが、後半からは明らかに親友と同じ声とトーンになってしまっている。あれ?別人じゃn・・・
解説はチャリティーカップや番付、本人の参加しない大会などに留まっているのがちょっと残念。メインがプレイヤーだから当然ですが、本人の愛されキャラもあって人気は抜群です
実況・マゴ 解説・ネモ
第三回TOPANGAチャリティーカップ(A筐体) part8
【CEO2014】格ゲーの実力と大会での実力【ももち・あきも・ニシキン】
6月27日から6月30日までCEO2014が開催されました
※ウル4の結果のみ、敬称は略、書き方が偉そうです。ご了承下さい
EVOの前哨戦として開催されているCEOでは、日本からはももち、チョコ、あきも、ニシキン、だんひる、D44という6人のプレイヤーが参加しました
優勝は韓国のインフィルトレーション(以下インフィル)、準優勝は3年連続でももちという結果になりました
他の日本人プレイヤーに関しては、緊張で実力を発揮しきれていないなというイメージでした
最初から強心臓であるプレイヤーというのはほとんどいません。どんな競技であっても、舞台が変わるということは、初めてを体験するということ
スポーツでも、仕事でも、学校でも、どんな時でも初めてというのは緊張するものです
実力が申し分ないことは、普段の対戦風景から当然伺えます。私個人としては、こうやって海外大会に出て、招待されるくらい評価されるプレイヤーがもっと増えて欲しいなと思います
遠路、お疲れ様でした!今後の活躍も期待しています!
話を切り替えます。前回の記事でももちというプレイヤーについて多少の考察を入れて書きましたが、今回はちょっとネガティブな書き方になるかもしれません
ももちとインフィルは過去数度、大会での対戦経験がありますが、残念ながら戦績はよくありません
今年のシンガポール大会(SEAM2014)では、かずのこ(ユン)がウィナーズで「ももちさん、負けてくれ」と半ば冗談交じりにツイッターで呟いていましたが、今回は逆のパターンになった、とも言えます(かずのこがももちに、ももちがインフィルに)
ももち側からすると、ルーザーズで勝ちあがり続けるインフィルはとても不気味で、空恐ろしいものに違いなかったと思います
ももちはウィナーズ、インフィルはルーザーズ、キャラはケンと豪鬼でスタートします
1試合目は逆転を許すなど良くない状況で相手に与えると、キャラをジュリにスイッチします
今大会で何度かジュリを利用していましたが、ここで変えたことはどういう考えだったのか、はわかりません
見方を変えて、キャラを変える意味を考えてみましょう
①有利キャラに切り替えることで、展開を有利に進める
スト4シリーズは相性ゲーと呼ばれています。上級プレイヤーにとって有利不利が戦局に響くことも多く、所謂"被せ"と呼ばれる行為も多々あります
②流れを変えて、気持ちもスイッチする
負け方が悪かった場合、連戦中はどうしてもメンタル面が左右されます
メンタルが左右されると、行動や反応にも直接響くことがあるので、気持ちを切り替える意味でキャラ変えをする、という行為なのですが・・・
③対策をされていないキャラにすることで、相手の行動を鈍らせる
ここまで来ると上級プレイヤー同士の読みの段階になります
国や地方によっては、そのキャラが少なかったりすると、対策が不足していたりすることがあります
今回のパターンだと②>③>①という割合かな?と私は思いました。ジュリと豪鬼という組み合わせ自体が、ジュリ大幅有利、ということもなさそうで。日本以外で強いと言われるジュリ使いはおらず、1試合目にまずい負け方をしたことから、「流れ・気持ちを変える、且つ対策不足だろうという読みを加えた点」で切り替えたというのが私の推測です
ということで2試合目。弾の捌き方や風水エンジンへの対し方を見ると、きっちり詰めている感じではないかな、と見ていたのですが、1ラウンドずつ取りあった後に、またも逆転されて2試合目を取られてしまいます
おそらく、この時点で余裕は無くなっただろうな、ということは想像に難くありません
どちらの試合も、有利な状況から覆されてしまったので、どんな人間でも平常でいられるわけがありません
ですが、大会ではきっちり切り替えないといけません。そうでないと勝つことが出来ませんから
オンラインで対戦しているだけなら、一度止めて気分を切り替えることもできるでしょうが、大会だと、それが許されず、観衆が、視聴者が見ています
気持ちをきっちりと切り替えて、ラウンドを戦わないといけません。ウィナーズですから、余裕を持って望むべきなのです
3試合目は取り返しますが、4試合目は取られてしまい、イーブンに持ち込まれます
セットをイーブンにされ、ももちが出したのはディカープリ
ここで1試合取るのですがその後は試合を取られ、ジュリに戻したりしましたが、後の祭り。どちらも1-3でセットを取られ優勝はインフィルに渡りました
キャラ変えを行うことによるリスクの大きさ
本人も呟いていましたが、なんで?という行動はほぼキャラ変えにあったと思いました
インフィルが持つ脅威は対応力。ウメハラとのエキシビジョンでは、対応法を対策されるという離れ業が行われましたが、基本的に相手への対応力が高いという点が、多くの優勝をインフィルにもたらした要因だと考えています
ももちがまずい流れを変えるために出したであろう2試合目のジュリ。ここが分岐点だと思います
3試合先取、ももち側は1セットアドバンテージがある状況、1試合取られたという状況で即キャラ変えをするということは、下手をすればメンタル面を更に悪くしてしまうかもしれません
この辺は結果論でもありますが、出すのが早すぎたのでは?と感じました
1試合目、まずい負け方はしましたが、相手に圧倒されたわけでもなく、TOPANGAリーグでのときど豪鬼との入れ替え戦では、これ以上の圧倒からスタートした状況を覆して勝ちました
同じように、とは言いませんが、もう少しケンで対するべきだったのかもしれません
そのまま2試合取られたなら、また振り出しに戻るだけで切り替えれば良し、ジュリを出すのなら2-1から2-2になった時点で出すのが、手だと思います
最終戦で出せば、どれだけインフィルに対応力があろうとも、対応し切るのは難しいのではないかなと、そのための切り札こそが風水エンジンだったのでは、というのはホントに結果論ですね
最初のセットで余裕なくカードを切り続けてセットを取られた結果、2セット目はディカープリでなんとか1試合取りましたが、映っているカメラでは終始考えこむ姿勢。外から見ても明らかに余裕がなく、チョコさん(さん付けさせて下さいw)が隣で話しかけている様子が写りましたが、頷くこともありませんでした
残念ながらCEO2014は準優勝、3年連続というある意味珍しい結果になってしまいましたが、ここでEVOまでに切り替える必要があると思います
もう言葉はいらないと思うので、EVOまで頑張って頂きたいですね!
期待するからこそ、期待したいからこそ
さて、ここまで書くのは批判したいわけではなく、率直に振り返ってみたかった、という考えからです
それ以上に私自身期待していたからこそ、気持ちを文章でぶつけてみたかったのかもしれませんね
準優勝という輝かしい成績で、最も納得言っていないのは本人に間違いありません
だからこそ、私も次の結果に期待したいと考えさせられます。ツイッターという短い文章を投稿する場所から、これだけ悔しい気持ちが伝わってくるんですから
祭りの前の昂ぶりというか、もう少し格ゲーの大会を見る楽しさを知ってほしいなという記事を書きたいと思います
このブログはアフィリエイトのこととか書こうと思ってたんだけどねwまた別の機会があれば
P.S EG所属のチョコブランカさんが、前の記事を見て下さったようで、とても嬉しく思いました
この場で言うのもなんですが、お礼を言わせて頂きます!ありがとうございました。お二人のことは応援させて頂いています。これからのご活躍をお祈りしています!
※ウル4の結果のみ、敬称は略、書き方が偉そうです。ご了承下さい
EVOの前哨戦として開催されているCEOでは、日本からはももち、チョコ、あきも、ニシキン、だんひる、D44という6人のプレイヤーが参加しました
優勝は韓国のインフィルトレーション(以下インフィル)、準優勝は3年連続でももちという結果になりました
他の日本人プレイヤーに関しては、緊張で実力を発揮しきれていないなというイメージでした
最初から強心臓であるプレイヤーというのはほとんどいません。どんな競技であっても、舞台が変わるということは、初めてを体験するということ
スポーツでも、仕事でも、学校でも、どんな時でも初めてというのは緊張するものです
実力が申し分ないことは、普段の対戦風景から当然伺えます。私個人としては、こうやって海外大会に出て、招待されるくらい評価されるプレイヤーがもっと増えて欲しいなと思います
遠路、お疲れ様でした!今後の活躍も期待しています!
話を切り替えます。前回の記事でももちというプレイヤーについて多少の考察を入れて書きましたが、今回はちょっとネガティブな書き方になるかもしれません
ももちとインフィルは過去数度、大会での対戦経験がありますが、残念ながら戦績はよくありません
今年のシンガポール大会(SEAM2014)では、かずのこ(ユン)がウィナーズで「ももちさん、負けてくれ」と半ば冗談交じりにツイッターで呟いていましたが、今回は逆のパターンになった、とも言えます(かずのこがももちに、ももちがインフィルに)
ももち側からすると、ルーザーズで勝ちあがり続けるインフィルはとても不気味で、空恐ろしいものに違いなかったと思います
ももちはウィナーズ、インフィルはルーザーズ、キャラはケンと豪鬼でスタートします
1試合目は逆転を許すなど良くない状況で相手に与えると、キャラをジュリにスイッチします
今大会で何度かジュリを利用していましたが、ここで変えたことはどういう考えだったのか、はわかりません
見方を変えて、キャラを変える意味を考えてみましょう
①有利キャラに切り替えることで、展開を有利に進める
スト4シリーズは相性ゲーと呼ばれています。上級プレイヤーにとって有利不利が戦局に響くことも多く、所謂"被せ"と呼ばれる行為も多々あります
②流れを変えて、気持ちもスイッチする
負け方が悪かった場合、連戦中はどうしてもメンタル面が左右されます
メンタルが左右されると、行動や反応にも直接響くことがあるので、気持ちを切り替える意味でキャラ変えをする、という行為なのですが・・・
③対策をされていないキャラにすることで、相手の行動を鈍らせる
ここまで来ると上級プレイヤー同士の読みの段階になります
国や地方によっては、そのキャラが少なかったりすると、対策が不足していたりすることがあります
今回のパターンだと②>③>①という割合かな?と私は思いました。ジュリと豪鬼という組み合わせ自体が、ジュリ大幅有利、ということもなさそうで。日本以外で強いと言われるジュリ使いはおらず、1試合目にまずい負け方をしたことから、「流れ・気持ちを変える、且つ対策不足だろうという読みを加えた点」で切り替えたというのが私の推測です
ということで2試合目。弾の捌き方や風水エンジンへの対し方を見ると、きっちり詰めている感じではないかな、と見ていたのですが、1ラウンドずつ取りあった後に、またも逆転されて2試合目を取られてしまいます
おそらく、この時点で余裕は無くなっただろうな、ということは想像に難くありません
どちらの試合も、有利な状況から覆されてしまったので、どんな人間でも平常でいられるわけがありません
ですが、大会ではきっちり切り替えないといけません。そうでないと勝つことが出来ませんから
オンラインで対戦しているだけなら、一度止めて気分を切り替えることもできるでしょうが、大会だと、それが許されず、観衆が、視聴者が見ています
気持ちをきっちりと切り替えて、ラウンドを戦わないといけません。ウィナーズですから、余裕を持って望むべきなのです
3試合目は取り返しますが、4試合目は取られてしまい、イーブンに持ち込まれます
セットをイーブンにされ、ももちが出したのはディカープリ
ここで1試合取るのですがその後は試合を取られ、ジュリに戻したりしましたが、後の祭り。どちらも1-3でセットを取られ優勝はインフィルに渡りました
キャラ変えを行うことによるリスクの大きさ
本人も呟いていましたが、なんで?という行動はほぼキャラ変えにあったと思いました
インフィルが持つ脅威は対応力。ウメハラとのエキシビジョンでは、対応法を対策されるという離れ業が行われましたが、基本的に相手への対応力が高いという点が、多くの優勝をインフィルにもたらした要因だと考えています
ももちがまずい流れを変えるために出したであろう2試合目のジュリ。ここが分岐点だと思います
3試合先取、ももち側は1セットアドバンテージがある状況、1試合取られたという状況で即キャラ変えをするということは、下手をすればメンタル面を更に悪くしてしまうかもしれません
この辺は結果論でもありますが、出すのが早すぎたのでは?と感じました
1試合目、まずい負け方はしましたが、相手に圧倒されたわけでもなく、TOPANGAリーグでのときど豪鬼との入れ替え戦では、これ以上の圧倒からスタートした状況を覆して勝ちました
同じように、とは言いませんが、もう少しケンで対するべきだったのかもしれません
そのまま2試合取られたなら、また振り出しに戻るだけで切り替えれば良し、ジュリを出すのなら2-1から2-2になった時点で出すのが、手だと思います
最終戦で出せば、どれだけインフィルに対応力があろうとも、対応し切るのは難しいのではないかなと、そのための切り札こそが風水エンジンだったのでは、というのはホントに結果論ですね
最初のセットで余裕なくカードを切り続けてセットを取られた結果、2セット目はディカープリでなんとか1試合取りましたが、映っているカメラでは終始考えこむ姿勢。外から見ても明らかに余裕がなく、チョコさん(さん付けさせて下さいw)が隣で話しかけている様子が写りましたが、頷くこともありませんでした
残念ながらCEO2014は準優勝、3年連続というある意味珍しい結果になってしまいましたが、ここでEVOまでに切り替える必要があると思います
もう言葉はいらないと思うので、EVOまで頑張って頂きたいですね!
期待するからこそ、期待したいからこそ
さて、ここまで書くのは批判したいわけではなく、率直に振り返ってみたかった、という考えからです
それ以上に私自身期待していたからこそ、気持ちを文章でぶつけてみたかったのかもしれませんね
準優勝という輝かしい成績で、最も納得言っていないのは本人に間違いありません
だからこそ、私も次の結果に期待したいと考えさせられます。ツイッターという短い文章を投稿する場所から、これだけ悔しい気持ちが伝わってくるんですから
後で冷静に見返すとなんで?って事が多い。その時は最善を尽くしているつもりだけど思考が停止してまともな判断ができてないんだろうな。 そういう意味ではあれが今の俺のベスト(情けないが)なので悔いは言い出したらキリがないが何度やっても今の俺なら同じ結果になるだろう。
— EG.ももち (@momochi212) 2014, 6月 30
チョコがせっかく声をかけてくれたのに耳に入ってなかった。 情けない。 次は成長した姿を見せてあげたい。
— EG.ももち (@momochi212) 2014, 6月 30
次はEVOですね。ウル4:約2000人、アルカプ:1000人とすさまじい人数の人が参加し、たくさんのドラマが生まれることになると思います祭りの前の昂ぶりというか、もう少し格ゲーの大会を見る楽しさを知ってほしいなという記事を書きたいと思います
このブログはアフィリエイトのこととか書こうと思ってたんだけどねwまた別の機会があれば
P.S EG所属のチョコブランカさんが、前の記事を見て下さったようで、とても嬉しく思いました
この場で言うのもなんですが、お礼を言わせて頂きます!ありがとうございました。お二人のことは応援させて頂いています。これからのご活躍をお祈りしています!